久しぶりに曲を買った。 | Coppola and A Song. JP/EN



久しぶりに曲を買った。
3日のお参りのあとに、4日にある映画を見て、4日の深夜にある曲を買って、5、6日と今その曲を聞いているの。

Reproductions of a reproduction. Images of an image. Digital-ed digital. Sometimes we never see the real one but know it, have seen it, have heard it, and our days are filled with those experiences of un-original.

I visited a temple on January 3rd, then watched a movie at a theater on the night of 4th, then bought a song later that night thhrough iTune for the first time..., in a long time. The song was from my favorite singer song writer and musician. It was the theme song in the movie.


これから書くことはくだらないことなの。
写真なのか、写真に映った鏡の中のイメージなのかっていうおかしな次元のことだから、そんなに真剣に考えなくてもいい世間話。





レコードでも、CDでもなく、ダウンロードという名前で曲自体を買う。一曲づつ買う。
そんな時代がきて、ものを買わなくなって、見えないものを買うようになって、
そしていつしか曲を買うことをやめた。

It is still a strange experience to me to buy a song by downloading at home, or wherever I am.
I don't like it.

見えないものを買う時代は、収集家、収集が好きな人にとっては、悲しい時代である。
パソコンの中の曲リストを増やして眺めるのなんて色気がない。曲だけを買う時代には、音楽家もジャケットカバーとか、歌詞カードとか、いろいろこだわる部分が少なくなるよね。それで音楽の質がよくなるのか悪くなるのか、わからないけど多分変わらないんじゃないかと思う。作曲家とか歌手次第なのは変わらないと思う。

I am a born collector of things, and I know there are many people like me. It is sad to live in the part of the world that have many things but less things to attract collectors' heart.

Also I feel we will lose the sense to differentiate what is real and what is not. We will lose the common sense of what is real and what is not. We have less experience of things while constant new experiences of virtual and digital.

でも、音楽が耳で聞くだけのものなら変わらないけれど、体験するものならば、変わるよのかな。コンサートにいけばその人を感じられるし、音楽の振動とか、そのショーのプログラムとか、香りとか、会話とか。少し離れるけどミュージカルのミュージックを考えれば実感できるかな。その音楽が主役になった時に、その音楽にとってその周りのものがものすごく大事になる瞬間はまれじゃない。

それをポータブルの音楽で、物質的要素もなくなると、質感も視感もそういう少しでも補足してくれるものが綺麗さっぱりなくなると、少し不思議な感じ。有る意味音とは近くなって、総合体験としての音楽や作家としての音楽家とは距離ができた感じ。


(写真)左がCDとかレコードで、右がデジタル音楽かな。どちらもすでに本物からは程遠い場所にある。



それでいい音楽、
いいっていうのはいろいろあって今時の音楽だって今時の良さがあって、難しい判断だけど、例えばみんなが何十年経っても忘れられないような曲とか、思い出と一緒に記憶の引き出しにしまわれるような曲とか)
が減って消費音楽の曲が増えて、そして量も増えて、それで私にとっては、どんどん追いかけることがどうでもよくなってしまって、それは少し悲しくなった経験として覚えている。

Do you prefer A Record, A CD, or A Digital One Click Download?

私はこれといってCDのコレクターでは全くないけれど、好きなもの、気に入ったもののコレクターであり、集めるものは時代もテイストもバラバラだけど、その全てはとても大事なもので、その中には好きな音楽家のCDや、気に入ったジャケットのCDなども入ってる。

音楽に関しては、時代が進歩して、シンプルに元の姿に近くなったとも言えるのかもしれない。歌手に歌ってもらうことができない状況ならば、CDやレコードを買ったり、借りてカセットテープやMDやCDに焼いていた時よりも、もともと形のない、声を媒体なしに直接データとして買うというのはより素ということなのかもしれない。

I wonder what should a collector should be excited and to collect in digital world made with only 1 and 0.

そこに物欲はなく、収集欲もなく、A面B面みたいに余計なものが入ってこないわけだから、そこには意図しない、半強制的な、未知の出会いもない。ただ気に入った音源を入手(ダウンロード)するわけだから。ただそれだと正規でもそうでなくても有る意味その差が少なくなる。クオリティーだけ。質とかクオリティーとかの話を知ったようにするのは好きじゃない。



実際、レコードなんて、重みがあって手に持てば、ああ持っているという実感がある。傷つけてしまったり割ってしまわないように、繊細に扱わなくてはいけない気持ちになる。
CDもデジタルでもまだディスク、それに写真や歌詞カードなどもついてくるから、視覚的にも所有している実感がある。

でも実際、もともと歌手の声には重さはないし、写真に映る形もないんだよね。


ある人の音楽を欲しくて
そこに形はいらなかったから
彼女の音楽を買うことにした
個人的に彼女に愛着があったから

I bought a song from my favorite singer and song writer for the first time in a white.
I bout a song from my favorite singer and musician for the first time in digital format.

とにかく、久しぶりに曲を購入した。
それだけのお話。



気になってたコッポラの新作があと一ヶ月ほどで上映される。
コッポラと言っても、今回は Francis Ford Coppola ではなく娘さんのSofia Coppolaの方の

I'm looking forward to the new film by Sofia Coppola. We should all go to theater and check it out at theatre.

そういえば、余談だけど、私彼女見かけたことがあるかもしれないの、NYで。

違ったかもしれないけれど。でも、ありえるでしょう。

By the way, as a side note,  I think I have seen Sofia Coppola a few times in NYC. I don't know if it was really her though as I only know her on digital photo images. But it could be, don't you think so?