Unknown: 猫のような撫子_JP

Nadeshiko (2016) Drawing on Each Layered Papers

この絵をパソコンのドライブで見つけて、今朝はひときわ寂しい。なでしこ(鳥)は私のブルックリンの家族で同居人で、猫みたいな性格の人。元気にしているらしいけれど、毎日会えないことの寂しさを彼女を通して実感する。ごめんね、って思いと、彼女にも恋しんで欲しいという身勝手な思いとが心の中で絶えずに行ったり来たりしている。




人一倍寂しがりな私たちが
わざわざその手を離してそこに探し求めるものとは
なんなのだろう



それは今という時間を薄い紙の様に見つめた行動ではなくて
今という時間を継続した繋がりとして見た行動だろうか

そこには今という長い未来があって
そして私たちは今を今につなぎ
今を成長させながら
私たちも今成長しようと踠いている
その中に存在する寂しがりやの私たちこその
今という一瞬の別れと距離

そうして今という時空枠で
何度も何度も巡り合って
何度も何度もの今を繋げて
何度も何度も繋がる

私たちはみんな寂しがりやで
それはとても素晴らしい真実